シックス・センス(THE SIXTH SENSE)

THE SIXTH SENSE

1999年・アメリカ映画

監督のM・ナイト・シャマラン、素晴らしいですね。特撮を使うことなく、静かな演出で、これだけの一流ホラー作品を作り上げてしまう。彼自身が脚本を書いただけあって、すべての構図もぴったりはまってる。

名シーンが沢山ある。でも、それらをあげてしまうとネタばれになってしまうので書けませんが、心にずしりとくる映画。泣ける映画。あとから振り返って、何度も考えさせられてしまう映画。

母親、子供、精神科医、夫、妻、亡くなった人々・・・この作品は、人間関係の中で、お互いにコミュニケーションが取れることの素晴らしさを教えてくれる映画でもあります。

コール役のハーレイ・ジョエル・オスメントの演技のうまさもさることながら、今回はブルース・ウィリスが別の顔を見せてくれました。そのあとの作品、「アンブレイカブル」での彼も私は大好きです。

お母さん役のトニ・コレット、妻を演じるオリヴィア・ウィリアムズも、しっかりとこの映画の中核を支えてくれたという感じ。

映画が終わったあと、再度見たくなる映画。私はレンタルで観たので、またしばらくして借りるつもり。思い出すと・・・うっ、泣ける。