セックスと嘘とビデオテープ Sex, Lies and Videotape

dekupi2004-08-24

1989年・アメリカ映画

公開当時、何度も観た映画ですが、やっと再び観る機会がありました。

脚本を何度も読み返してしまっただけに、その印象の方が強く、前回のようには楽しめなかったのは事実。

但し、この映画での4人は、ベストパフォーマンスを見せていることは確か!

このあと、アンディ・マクダウェルは何本かメジャー作品に出ているけど、この映画で見せた演技力(?)は見られることはなく、残念。(ちなみに、私は「グリーンカード」と「フォー・ウェディング」は嫌いです。)

ジェームズ・スペイダーは、この映画でフェロモンだしまくり!このあとに出演した「クラッシュ」や「セクレタリー」も、異様なフェロモン男路線・・・もっとやれ〜!

ピーター・ギャラガーも、唯一「主役級」で光ったのがこの映画。それにしても、彼の濃い顔立ちは、何度見ても慣れることがありません。あのゲジゲジの眉毛とむきーっとした唇・・・。強烈すぎ!

ローラ・サン・ジャコモは、この映画が初出演。ソダーバーグ監督が「彼女は素晴らしい女優になるだろう!」と絶賛したにも関わらず・・・そのあとはマイナー女優に転落してしまいましたね。目立ったといえば「プリティ・ウーマン」くらい?

それにしても、脚本(映画版ではなくオリジナル)は、本当に面白いです!ぜひぜひ読む価値あり。

この映画が監督デビュー作品なのですが、それにまつわるエピソードなんかも書いてあって、とっても楽しく読めます。但し読む前に、もう一度映画を観ておくことをお勧めしますね〜。